大和絵作家の中沢 梓による大和絵展「刻一刻」が開催 -日本人の精神性や表現美が凝縮された大和絵-
大和絵作家の中沢 梓による大和絵展「刻一刻」が2018.4.18~4.23までの6日間、東京都渋谷区代官山に位置する、Gallery子(ね)の星で開催される。受け継がれてきた日本人の精神性や表現美の凝縮された大和絵を是非この機会にご覧いただきたい。
中沢 梓
「日本の美しさ・力強さ」を表現したい
大和絵には、長い時間をかけて日本の風土に育まれ、受け継がれてきた日本人の精神性や表現美が凝縮されています。私は、古典的な大和絵技法を基盤として、絵画を制作しています。現代の社会に、忘れられつつある大和絵の素晴らしさ、あるいは日本の美しさ・力強さを伝えていく役割の一端を担いたいと考えます。
生きる喜び
観る人の気持ちを癒す力が絵にはあります。私自身が、絵を見ることで感動し、癒されたり、勇気づけられたりしてきました。絵を志して十数年、こだわりを持って制作する中で、たくさんの主題を描いてきましたが、最近、これまで描いてきた絵に通底するものを見つけました。それは、四季や、朝夕の移ろいの中に生きていることの喜びを表現したい、ということです。苦しい事、つらい事、悲しい事、生きているうちにはたくさんあると思います。でもそんな中にも、美しい瞬間がたくさんあります。それを発見できることが「生きる喜び」であり、作品を観てくださった方々に安らぎや元気を伝え、共有することができるならば、これ以上の幸せはありません。
びっくりしたものでもう4月です・・・。
あんなに待ち焦がれていた春なのに、
やってくると嬉しいやらちょっぴり切ないやら・・・。
制作の関係上もう秋のことを考えているので
年末ももうすぐかぁ・・・なんて考えてしまいよくないですね。あまり先のことを考えすぎてはいけない!と思う今日この頃です。
さて個展のDM頂きました。花が飛んでおります。 4月18日~なので、東京では桜は終わっているのですがね・・・
このDMの絵には苦戦しましたがなんとか完成をみて、やればできるもんだと小躍りしたい気持ちです。自分の中の引き出しが2個も3個も増えたような・・・最近あまりそういう感覚がなかったので、今後新たに描いていく絵もとても楽しみになりました。
しかし、残念なお知らせといいますか、
今回で「人と馬」をテーマにした作品はしばらく、封印することとしました。
私の中ではこれからも永遠のテーマです。個人的には突き詰めて描き続けていきますし、オーダーでは喜んでお受けします。が・・・
百貨店等での発表はしばらく「人と馬」はやめていく方針です。なので、
この個展で皆様に見納めていただければ、私も絵も本望です。
会場にてお目にかかれるのを楽しみにしております。
ご高覧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
web 大和絵所ふくふで
中沢 梓 大和絵展 「刻一刻」
会期:4月18日(水)~4月23日(月) <最終日17時閉場>
会場:Gallery子(ね)の星 http://www.nenohoshi.com/
〒150-0034 東京都渋谷区代官山町13-8 キャッスルマンション113
作家在廊日:4月21日(土)12-18時 22(日)12-16時
中沢 梓(なかざわ あずさ)
AZUSA NAZAZAWA
1984 東京都生まれ
2009 女子美術大学大学院 日本画研究領域 修了
2011 パリ国際サロン 出品招待
2012 見参-KENZAN-展 /(以降‘13、’14’15’16’17年)
2014 アートのチカラ /伊勢丹新宿店(以降‘15、’16、‘17年)
個展 やまとを描く 中沢梓日本画展 /伊勢丹新宿店
日本画三人展「筆三味線」 /金沢21世紀美術館
2015 -生き物たちへの讃歌-Flower&Animal /銀座三越
アートのチカラ 発表展 /伊勢丹新宿店(以降‘16’17年)
~ヤングアーティスト旋風~2015 アートアートアート /名古屋松坂屋(以降‘16’17年)
2016 若手日本画3人展 / ながの東急百貨店(以降’17’18)
MITSUKOSHI ART CUBE / 日本橋三越本店
2018 ニッポン!イケメンイケジョ図鑑展 /伊勢丹新宿本店アートギャラリー