なくなってしまう前に。
こんばんは。
先日、ブログにてご紹介したニッチなフレグランスブランドçanoma(サノマ)。
ありがたいことに、連日顧客様から初めましてのお客様までたくさんの方々に喜んでいただき、お迎えいただきました。すでに欠品もございますが、再納品をお願いしておりますので、今しばらくお待ちくださいね。
ちなみに、30mlが欠品中でも100mlもありますし(逆も然りです)、テスターやムエットもご用意しておりますので、ぜひ香りをお試しいただければと思います。
もちろん、香水もなくなってしまう前に...と言いたいところなのですが、また再入荷致しますので、ご安心ください。
さて、本日の本題は今シーズンの22SSよりお取り扱いをスタートいたしました、ULTERIOR(アルテリア)によるBIZEN GABARDINE MILITARY PANTS についてです。
こちらはULTERIORを象徴する一本でもあり、僕も以前からずっと気になっていたパンツになります。
ミリタリーパンツとオーバーパンツから着想したパンツ。長く持ち出した3連ボタンが特徴的なフロントスタイル。タックインスタイルなどをすると腰回りと3連ボタンのディテールの存在感もより際立ちコーディネートをお楽しみいただけるかと思います。
あまり目立ちはしませんが、フロントジップも経年変化を楽しめるWALDE製のものをチョイスしているところも細部への拘りを感じます。
ワンサイズアップをチョイスして、ヒップ部分につけられた、尾錠(びじょう)ベルトで絞って履くスタイルも良いかと思います。
使用されている素材は、備前産地にて古くから続く、機屋にて織られた備前ギャバジン。ULTERIORを代表する素材の一つでもあり、お取り扱い以前からULTERIORをご存知の方でしたら馴染みのある素材かと思います。
備前(岡山県の南東部)産地にて古くから続く機屋にて織られた備前ギャバジン。
ベルギー・ピカノール社製の旧式の力織機にてゆっくりと時間をかけて織り上げれている為、上品な光沢感と高密度ながら空気を孕んだような質感が特徴。製品染め用の機械で洗いながら染色する事で、膨らみ感と洗い晒しのような風合いをプラスしております。
着込み、洗い込むことによる経年変化も非常にワクワクさせてくれる1着だと思います。
ECRU size:3 着用(175/57)
ウエストに合ったサイズ感で履くとこんな感じです。
革靴に自然向かう直線的なシルエットは非常に美しく、クッションの膨らみ程よい。
着用感は夏でもストレスも無く、むしろサラッとしていて気持ちの良い生地かと思います。
最近はもっぱらワイドやタックの入ったパンツばかり履いていましたが、ストレート(程よく緩めなテーパードがかかっているようにも見えるかもしれません。)は時代の流れに左右される事なく、末永くユーザーに寄り添い続けてくれる一本になると思います。
ちなみにこんな感じにワンサイズアップ、シンチバックで絞るとこんな感じになります。
もちろんベルトループもあるので、ベルトで絞っても良いのですが、腰回りのついチラつかせたくなってしまうディテールを隠さぬよう、ベルトレスでシンチバックによるウエスト調整で履いていただく方が良いのかなと思います。
BLACK size:4 着用(175/57)
僕もずっと気になっていたアイテムで、BLACKを購入してから5回程履いて、早くもワンウォッシュ。洗い晒しの風合いもとても良く、春、夏と気温が上がるにつれてさらにガシガシと履いて行く予感。
ちなみにECRUはほんのりと生成りがかっておりますので、真っ白ほど気を使って履かなくてもいいのかなと思います。
ぜひ春夏に白いパンツを探しているんだよなぁというお客様や、秋冬は上物中心に買ったから春夏はボトムスが欲しいというお客様には、大いにご検討して欲しい1着になります。
尚、この BIZEN GABARDINE MILITARY PANTS はULTERIOR ESSENTIAL LINE(アルテリアエッセンシャルライン)という位置付けになります。
シーズンレスの展開であり、今後もブランドのマスターピースとして定番品としての継続品番ではあるけれど、生産数も絞って、かつSALE等も行わないというものになります。
(このペースですとセール時期まではもはや残らないのでしょうが、、、)
というわけで、目の肥えたお客様方を唸らせ既に品薄となっておりますが、ぜひなくなってしまう前に店頭にてお試しいただければ幸いです。
タケベ
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