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AUTUMN/WINTER 2019 LACOSTE RUNWAY COLLECTION

伝統は革新から築き上げられ、前に進む唯一の手段 テニスのルールも人生のルールも同じで力強いハーモニーが生まれる 2019年3月5日、ルイーズ・トロッターは、果てしない情熱と躍進する力強い想いを抱き、彼女のデビューコレクションを、ルネ・ラコステがかつて生涯をかけて捧げたテニスクラブ・ド・パリで発表した。 テニスチャンピオンでもあり、ブランドの創設者でもあるルネ・ラコステは、テニスコートをはるかに超えた素晴らしい伝統を残している。彼のパイオニア精神と生まれ持った素晴らしいパーソナルスタイルが、機能性や服作りへの想いに今も反映されている。LACOSTE の2019年秋冬コレクションは、かつての優雅なスポーツスタイルと現代社会とのかかわりを再考、体の動きとその上の服の動きを最新の技術と研究を駆使してシンプルなデザインの中に実用性や機能性を反映させ、素材にも落とし込まれている。 カラーパレットは、陰影のついた都会的なニュートラルカラー、テニスホワイト、温かみのあるシトラスイエローと’LACOSTE Vert 132グリーン’。規則性のある落ち着いた色とエモーショナルな色味が混ざり、フォーマルスタイルとモダンなテクニカルウェアを融合。肌ざわりの良さも追求し、柔らかく滑らかな手触りのフランネル、マットナイロン、ループバックのブークレや、クラシックコットンピケが、全体を通して快適さを生み出している。フレンチドレスのデザインからインスパイアされた、ダブルブレストの「René」コート、アノラック、ダブルボタンブレザー、トレンチコートなどのアウターは、コレクションを完成させる必要不可欠なアイテムであり、取り外し可能なフード、熱圧着のシーム、ツイル裏地付きのヘリンボーンも採用し、都会的にアップデートされている。 永遠のブランドシグネチャーであるポロシャツは、スタイリングのベースとなりストライプニットの襟をつけてアレンジしたり、モックネックのセットアップとレイヤードしたり、グラフィックを大きく引き伸ばしたジャージー素材のアイテムとレイヤードされている。伝統的なテニスセーターのテクスチャーをコラージュしてキュビズムのように再解釈した手編みのオーバーサイズニットが今回のテーマを象徴。テニスシューズもリミックスされ、バルカナイズラバーに浸している。デザインの新しい要素として、ラコステロゴはスポーティなルックのポケットに配置され、風になびくようなドローストリングトレンチコートはバックパックをカバーできるデザイン。テニススカートは、ボックスプリーツチュニックやエプロン型にアップデートしており、流線形のシルエットは、プリントやプリーツシルク、大胆な配色のクレープ素材にも採用され、ジオメトリックな’L’のイニシャルがあしらわれている。1927年に、ロベール・ジョルジュがデザインしたラコステのクロコダイルは、これまで様々なユーモアや遊び心を交え繊細な音色を奏でながら、その刺繍を全面にプリントしたり、パッチワークとしてほどこされたり、またユニークなレザー小物に落とし込まれ、世界のポップアートとしてそのステータスを確立している。

オフィシャルサイト: www.lacoste.jp

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