"We fall again" Tee 発売で話題を呼んだ、枠に囚われない先鋭的なアーティスト Ku Xiong Tai 発売記念インタビュー
NOUVERTEmagazine ONLINE STOREでコラージュTee"We fall again"の取り扱いがスタートした〈Ku Xiong Tai(クー シィォン タイ)〉、今後注目される先鋭的なアーティストだ。彼は活動の幅を徐々に広げ写真のみならず、自身で撮影した写真でコラージュ作品を制作するなど、枠に囚われない表現をする。そんな彼と出会ったのは、今年5月に3日間限定でユナイテッドアローズ原宿本店 でヌーヴェルトマガジンが開催したイベント"束矢商店"だった。
そして、今年6月から1年間の期間限定ストアとして始まった、ASOBINoBA NOUVERTEmagazine × IRIE FLOWER らいおん堂 in APARTMENTにも遊びに来てもらうと、自然と彼の作品や活動の話になった。
Ku Xiong Tai "We fall again" Tee ¥5,000(+tax)
今回は、Ku Xiong Tai "We fall again"Teeの発売を記念して、インタビューが決定。
*インタビューを掲載する前に、Ku Xiong Tai "We fall again" Tee-Blackは完売。再生産は未定の為、気になる方は引き続きNOUVERTEmagazineのSNSをチェックしてください。
- 何をきっかけに写真やコラージュを始めたのですか。
Ku:昔から国外のファッションマガジン系を読み漁っていて、そこに載っていたブランドルックのコラージュがとても洗練されたデザインが格好良くて、そこから影響を受けて自分が撮った写真をコラージュし始めたのが最初です。
- インスピレーションはどこから?
Ku:全ておいて日本っぽさから離れたくて、見たり聞いたり触れたりするもの、例えば音楽や映画、本などは海外のものだけ。普段聴く音楽もSoundcloudで海外のインディーズバンドを色々聴いたり、アートワークしている時のBGMはLofi hip hopを流しながらとか。このスタイルが僕には合っていて、そこからアイデアが浮かんで来ます。最近は中国や台湾、韓国の芸術性、ファッションに注目しています。日本では馴染みがないような新しいものを作ろうと思っています。
- 台湾にはいつ頃行きましたか?(Ku Xiong Tai氏は日本人と台湾人の両親を持つ)
Ku:日本とは違う海外の刺激を求めて、専門学校を卒業してすぐに台湾に1ヶ月ほど、現代アート、ファッション、写真の勉強をしていました。今年の10月にまた台湾に行こうかなと思っています。
- 台湾と日本のそれぞれの魅力について教えてください。
Ku:台湾の文化、街並み、都会を歩くお洒落な人たち全てにおいて新鮮さと魅力を感じられます。それぞれに魅力はありますが、僕は第一言語が日本語なので、同じ言語だからこそコミュニケーションがたくさん取れる、そこからたくさんの人と繋がったり新しいことが生まれることだと思います。今はネット社会なので調べればなんでも出て来ますが、実際にそこに行って来て、その人に会って見ないと感じるもの得られるものは全然違うところはどこにいても面白いし、楽しいですね。
それは日本に住んでいても、台湾に行ったとしても絶対的に自分の刺激になっています。
- 今回発売されるTeeの作品"We fall again"について
Ku:この作品は家のガレージで作曲していた時に、Lofiなフレーズが出来上がってその時の僕の感じたイメージをコラージュで表現した作品です。
- 作曲もできるなんて、本当に表現の幅が広いなぁと感じていますが、最後に今後の活動について教えてください。
Ku:今後は東京に拠点を置いて、日本と海外で活動をして行きたいですね。やっぱりファッション関係の写真が一番撮るのが好きです。専門学校ではスタイリスト科を卒業したのでその経験も活かせたら嬉しいです。今後も自分で撮った写真をコラージュに落とし込むスタイルは続けて活動して行きたいですね。
- 今後もどんな作品が発表されるか楽しみにしてます。ありがとうございました!
プロフィール
Ku Xiong Tai(クー シィォン タイ)
新潟生まれ。1998年生まれ。日本人と台湾人の両親を持つ。
国際トータルファッション専門学校 スタイリスト科 卒業後
現在はフォトグラファーとして活動するだけでなく、自身で撮影した写真でコラージュ作品を製作するなど、徐々に活動の幅を広げている。
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