〈ヨルノフリマ〉1周年のアニバーサリーイベントが2020年2月16日(日)に開催。-1周年記念インタビュー

新潟に住むファッション好きな方々にとっては、既に聞き馴染みがあるだろうファッションイベント〈ヨルノフリマ〉が1周年のアニバーサリーイベントが2020年2月16日(日)に開催される。

初めて聞いたという方は過去の記事も併せてご覧いただきたい。

"フリマ"というと一般的に不要品となったモノを販売する場というイメージを持つかもしれないが、ヨルノフリマでは服だけでなく音楽や美容、クリエイターによる作品など幅広く販売できる"自由なマーケット"。1月13日に2020年初開催となったイベントでは"ライブ"と"フリマ"を楽しめるイベントで入場規制もかかる程の盛り上がりを見せた。尚、このイベントは小規模の不定期開催となる「サブ」でeditors cafeでの開催となった。

出店者の想いや活動を広げる場所として新潟の若者たちやクリエイターを中心に、大いに盛り上がりを見せている"ヨルノフリマ"を運営する代表のさいとうまお氏に1周年という節目を迎える前に、インタビューさせていただいた。

Q：改めてヨルノフリマとは? A(さいとうまお):

「集まり広がり繋がる」を活動理念に「新潟独自のカルチャーの構築」を目指し2018年10月設立ファッションを中心とした音楽・アート・フードなどを取り入れた地域密着型カルチャーイベントです。出品者はアパレル販売員に留まらず、クリエイター・デザイナー・アーティスト・作家・フード、様々な要素で形成されます。安売りのフリマとは違い、出品者それぞれの活動や造り手の想い・バックボーンにフォーカスを当てた〝価値を伝える〟自由な市場としてのニュアンスが強いイベント内容になってます。 Q1周年はどのような回になる？

A(さいとうまお): ヨルノフリマは小規模不定期でいろんな場所やジャンルにフォーカスを当てて開催する「サブ」と今回のような大規模定期開催の「メイン」に分かれています。第1回ヨルノフリマが2019年2月開催でした、あれから1年ご来場頂いたお客様始め、携わって頂いた皆様には大変支えられました。本当にありがとうございました！今回のヨルノフリマ以降、より良いイベントの提供とサービス向上のためイベント内容は変わりませんが内部形態が変わります。なのである意味節目の回となります！ 1周年という有難い節目に相応しいメンバーも揃いぼくは感謝の気持ちと楽しみの気持ちでいっぱいです。是非、記念すべき今回のヨルノフリマに遊びに来て頂きたいです！ Qヨルノフリマが新潟にどう影響して欲しいか

A(さいとうまお): 「新潟アパレル業界の底上げ」「新潟カルチャーの構築」「集まり広がり繋がる」。これら3つを目指した時どんなことをしていけばいいか考えたところ、それには地域(コミュニティーの)活性化が必要不可欠だと気づき、ファッションイベントを新潟に確立させることに至りました。今は物が溢れる時代です、様々な流行り廃り、考えさせられるようになった物の価値、ネットの普及、何を基準に人は服を買っているのか？「何を買う」よりも「誰(どこ)から買う」で判断している人が多くなってきているのではないか。そんな物が溢れる時代だからこそ人と人が生む繋がりが何よりも重要になってきます。ではなぜお店や個人でなくわざわざイベントとしてそれを行なっていくのか？その理由は僕の考える「イベント」という形態にあります。イベントというのはプライベートでも、仕事でもない中途半端な形態です。中途半端といえば聞こえは悪いです。どちらにも属しててどちらにも属さない… つまり良くいえばそれぞれにある利点をブレンドさせる事が出来る形態ということです。イベントを通して得た繋がりが双方に影響し自分たちの世界を広げてくれる便利なフィルターだと僕は思っています。ヨルノフリマに参加するヨルノフリマのフィルターを通してそれぞれの思想や活動を広げる参加者の活動が活性化する参加者にファンが付き影響力がさらに出る影響され新潟で活動する人が増える新潟が面白い街になるヨルノフリマに参加するこのサイクルを持つヨルノフリマという新しい解釈と方法が新潟を面白い街にする1つのフィルターとして確立し、少しでも良く影響していって欲しいと思っています。